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覚えておくと便利なMCに関係する専門用語 その1
2016-08-01
覚えておくと便利なMCに関係する専門用語 その4
2016-08-01
MCと打ち合わせを行う際に、覚えておくと便利な専門用語をご紹介します。
但し、これを使わなければ話が通じない訳ではありませんので、ご心配なく。
影ナレ・影アナ
正式には、影ナレーション、影アナウンスと言います。
共に同じ意味の言葉ですが、「影」でナレーションする。「影」でアナウンスする。
つまりは、MC本人の姿が見えない状態で、音声だけを聞かせる手法の事です。
開演前、終演後の事務的な案内を行う際に使うのが一般的ですが、演出効果のひとつとして利用される場合もあります。
暗転・明転
暗転とは、全ての照明が消えて、真っ暗な中で演者や大道具などを入れ替えたり、シーンを切り替えたりする行為(転換と言います)の事を指します。
屋内の会場で行われるプログラムでは、一般的な手法です。
一方の明転は、暗転の対義語ですが、明るい中でこれらの作業を行う事です。
つまり、客の目に触れる状態で、演者や大道具などを入れ替える行為です。
暗転・明転、どちらにも演出の意図があっての選択ですので、そのシーンに求める効果によって使い分けます。
因みに、この明転ですが、暗転が明けて照明が点いた時の事を指す意味で使われている方がいらっしゃいますが、これは誤用です。
文字から受ける印象がそうさせているのだと思いますが、残念ながら最近ではこの誤用の方が広く浸透し始めている様です。
板付き
幕が開いたり、暗転から明けて照明が点いたら、そこには既に演者がいる状態の事です。
つまり、演者が出入りする状態を客の目に触れさせずに、ステージに立たせておく事を指します。
これは演出手法のひとつですが、音楽や照明の使い方、演者の人数などによって、様々な効果が期待できます。
覚えておくと便利なMCに関係する専門用語 その3
2016-08-01
MCと打ち合わせを行う際に、覚えておくと便利な専門用語をご紹介します。
但し、これを使わなければ話が通じない訳ではありませんので、ご心配なく。
Cue(キュー)
何かをする為、または何かが起きる為の合図を総じてCueと言います。
Cueにはいくつかの種類があります。
以下に挙げるものが全てではありませんが、代表的な例は次の通りです。
① プログラムの進行責任者がスタッフや演者へ直接合図を出すCue。
② MCの台詞の一部をCueとして扱うもの。
③ 演者のパフォーマンスの一部をCueとして扱うもの。
④ 音楽の一部をCueとして扱うもの。
例えば、パーティーやイベント、セレモニーを開演させる際に、まず初めに何が起きるのか? MCが挨拶をするのか? 音楽が流れるのか? 開演させる演出は様々です。
ただ、どの様な手段であっても、誰かがCueを出さなくてはプログラムを始める事はできません。
特に、②のMCの台詞の一部をCueとして扱うケースは大変多く、自然な流れの中で音楽が始まったり、シーンが変わったりと、プログラムの進行に重要な役割を果たします。
もちろん、その為には綿密な打ち合わせと、関係する全スタッフが理解できる完成度の高い進行台本の準備、更には、本番同様のリハーサルが欠かせません。
因みに、この決められた台詞の事をCueワードと呼びます。
覚えておくと便利なMCに関係する専門用語 その2
2016-08-01
MCと打ち合わせを行う際に、覚えておくと便利な専門用語をご紹介します。
但し、これを使わなければ話が通じない訳ではありませんので、ご心配なく。
演台・司会台・ポーディアム
呼び方は様々ですが、全て同じ物の事を指します。
進行台本や原稿を置くスペースが確保されて、スタンドマイクも仕込めます。
場合によっては、暗転の中でも進行台本や原稿が読める様に、手元に明かりが仕込まれています。
つまり、MCなどの人前で喋る人の為に作られた机状の物です。
大統領や総理大臣の演説で、似た様な物を目にされた事があるでしょう。
MCがステージの下でプログラムを進行させる際には、この機能的で整えられた環境を利用される事をぜひお奨めします。
進行台本・進行表
パーティーやイベントやセレモニーなどなど…様々なプログラムを実施する際には、進行台本と呼ばれる物を準備するのが一般的です。
その名の通り、プログラムを進行させる為の台本ですが、何が書かれているのでしょうか?
実は、進行台本には決まった書式がありませんので内容も様々ですが、基本的には次の様な情報が記されています。
① 進行内容:開演から~終演まで、何が行われるのか全ての情報が記載されています。
② MCの台詞:これは場合によりけりですが、一語一句全てが記されているケースもあれば、Cueワードのみが書かれたものもあります。
③ 時間配分:それぞれのシーンの所要時間、および全体の通し時間が記させ、これを目安に進行させます。
④ Cue(キュー):別項で詳細を記しますが、プログラムを進行させる為に欠かせない合図の事です。
⑤ その他:場合によっては、音楽や照明、映像等の情報が詳細に記されます。
繰り返しますが、プログラムを進行させる為に、関係する全てのスタッフが内容を理解できれば良いのが進行台本ですから、決められた書式・形式はありません。
因みに、進行台本の内容を簡略化させて、ポイントとなるCueなどを主体とした書き方にしたものが進行表です。
こちらにも決まった書式・形式は存在しません。
もちろん、どなたにも書く事はできますが、それは少々ハードルが高いと思われる方はプロに依頼してみる事をお奨めします。
やりたい事、時間配分等を伝えれば、綺麗にまとめてくれる筈です。
覚えておくと便利なMCに関係する専門用語 その1
2016-08-01
MCと打ち合わせを行う際に、覚えておくと便利な専門用語をご紹介します。
但し、これを使わなければ話が通じない訳ではありませんので、ご心配なく。
上手・下手
読み方は、じょうず・へた、ではありません。
かみて・しもて、と読みます。
これは場所を表す言葉で、客席側からステージに向かって、右側が上手(かみて)、左側が(下手)です。
センター
これも場所を表す言葉です。
ステージを正面から見て中央を意味します。
人が立つ場所を指示する際に「センターに立ってください」などと使います。
場ミリ
ステージ上に付ける目印の事です。
主に、人の立ち位置を決めて、後でその場所を間違えない為の印として使いますが、ステージ上の決められた場所に物を置く場合にも使われます。
ステージ全体のバランスを整える為に、センターにもステージの中央である事を意味する、分かり易い場ミリを付けると基準となり効果的です。
決まったやり方はありませんが、目立たない様にビニールテープなどを小さくして貼り付ける事が一般的です。
ワイヤレスマイク
機材とマイクを繋ぐケーブルがないマイクの事です。
今やマイクと言えば、このワイヤレスマイクを思い浮かべる事も多いでしょう。
ケーブルが無いので使い勝手が良く、ステージ上で動き回る事も難なくこなせます。
また、見た目もスッキリしているので、多くのシーンで好まれています。
いい事ずくめのワイヤレスマイクですが、欠点が無いわけではありません。
ワイヤレスなので当然、電波を使う為、ノイズが入ってしまうトラブルも無いとは言えません。
最近では性能が向上したのでほぼ問題ありませんが、絶対に失敗が許されない場面では、やはりケーブルで繋がれた有線マイクを使うケースも見受けられます。
センターマイク(挨拶用マイク)
パーティーやイベント、セレモニーの主催者、責任者、来賓等の挨拶や、乾杯の発声、その他登壇者の為に用意されるマイクの事を指します。
マイクスタンドに仕込まれて設置されるのが一般
社内イベント
2011-03-05
社内イベントとは
社内イベントとは、その名のとおりに会社が主催して社員に向けて行うイベント事のことです。 社内イベントは大きく分けて、2通りのパターンがあります。ひとつは新入社員の入社を歓迎するための入社式や、新社長が誕生した際に行う社長就任式などの、お披露目系のイベントです。またふたつ目は季節の節目節目で労をねぎらい、次への活力にしてもらうよう行われる忘年会や新年会、納涼祭などの宴会系のイベントです。
お披露目系の社内イベント
お披露目系の社内イベントは先に挙げたように、会社側が社員などに対して新しいヒトやモノを紹介して、認知してもらうために開催される式典です。ホテルや大きなホールを借りて行われるケースが多いです。以下のような行事があります。
- 入社式・・・・・・・・・基本的には4月に行われる、新入社員の歓迎のためのイベントです。終了後に立食会などを開催して、交流をしたりもします。
- 社長就任式・・・・・新たに就任された新社長のお披露目のためのイベントです。社外のお取引のある会社の方なども来賓されるケースもあります。
- 表彰式・・・・・・・・・成績の優秀な社員や、特別な賞などを受賞した社員を表彰する式典です。場合によっては外部のメディアなども参加されます。
- 新商品発表式・・・新たに開発された新商品のお披露目のための式典です。特殊な演出なども行ない、独自性のあるものが多くあります。
宴会系の社内イベント
宴会系の社内イベントは、年末年始や季節の変わり目などの節目の時期に、がんばった社員や応援してくださった関係者の方々に向け、比較的フランクな雰囲気で催されるイベントです。多くの場合でお酒を振る舞うイベントです。以下のようなものです。
- 新年会・・・・・・・・正月を過ぎた最初の休日や、最初の出勤日などに行われます。今年もみんなでがんばろう!と目標を掲げたり、抱負を発表したりします。
- 忘年会・・・・・・・・年末の仕事納めの時期に行われるイベントです。一年間、お疲れさまと慰労の意味をこめて催されています。
- 納涼祭・・・・・・・・真夏の暑い時期に、催されるイベントです。暑い時期にお互いがんばりましょうと、交流する会です。流しそうめんなど涼しげな演出をするケースも多々あります。また社外の関係者の方をお招きするケースもあります。
- 社員運動会・・・・比較的涼しい初夏や秋口ごろに、社員のリフレッシュや交流の場を設けるために開催されるイベントです。社員の家族なども参加してもらったりと、その他の福利厚生の意味を持たせるケースもあります。
板付き
2010-08-02
板付きとは、開演で幕が開いた時にすでに舞台の上に演者が立っていることです。
「板」とは、劇場の床が木材の板であることが所以で、そこにはじめからいるので板付きです。
そこから派生して、テレビ撮影などでも、カメラが回った状態の時に、既に画面に演者が映っていることも板付きと言います。
「登場に時間がかかるから、板付きでやろう」
「出囃子きっかけで緞帳上げてMCさんとゲスト板付きで、その後ご紹介きっかけで1人目の演者さん登場ね!」
といった使い方です。
MCと打ち合わせを行う際に、覚えておくと便利な専門用語をご紹介します。
但し、これを使わなければ話が通じない訳ではありませんので、ご心配なく。
上手・下手
読み方は、じょうず・へた、ではありません。
かみて・しもて、と読みます。
これは場所を表す言葉で、客席側からステージに向かって、右側が上手(かみて)、左側が(下手)です。
センター
これも場所を表す言葉です。
ステージを正面から見て中央を意味します。
人が立つ場所を指示する際に「センターに立ってください」などと使います。
場ミリ
ステージ上に付ける目印の事です。
主に、人の立ち位置を決めて、後でその場所を間違えない為の印として使いますが、ステージ上の決められた場所に物を置く場合にも使われます。
ステージ全体のバランスを整える為に、センターにもステージの中央である事を意味する、分かり易い場ミリを付けると基準となり効果的です。
決まったやり方はありませんが、目立たない様にビニールテープなどを小さくして貼り付ける事が一般的です。
ワイヤレスマイク
機材とマイクを繋ぐケーブルがないマイクの事です。
今やマイクと言えば、このワイヤレスマイクを思い浮かべる事も多いでしょう。
ケーブルが無いので使い勝手が良く、ステージ上で動き回る事も難なくこなせます。
また、見た目もスッキリしているので、多くのシーンで好まれています。
いい事ずくめのワイヤレスマイクですが、欠点が無いわけではありません。
ワイヤレスなので当然、電波を使う為、ノイズが入ってしまうトラブルも無いとは言えません。
最近では性能が向上したのでほぼ問題ありませんが、絶対に失敗が許されない場面では、やはりケーブルで繋がれた有線マイクを使うケースも見受けられます。
センターマイク(挨拶用マイク)
パーティーやイベント、セレモニーの主催者、責任者、来賓等の挨拶や、乾杯の発声、その他登壇者の為に用意されるマイクの事を指します。
マイクスタンドに仕込まれて設置されるのが一般的ですが、事前に登壇者の身長を調査し、ある程度の高さを合せておけると理想的です。