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結婚式におけるプロのMCと、素人さんの違いは?
2020-02-03
高度な司会・MCは’イベントの操縦者’
2011-01-13
司会・MCは’命令’をする仕事
「大きな拍手でお迎えください!」、 「ご歓談をお楽しみください」 など、様々なイベントごとで司会・MCの方が言っているのを耳にしたことがあると思います。 これらのアナウンスはよく使われる言葉です。このようにして、司会・MCの方は、イベントを滞りなく進行していきます。 しかし、ここでちょっと見方を変えてみます。このアナウンスを乱暴な言葉にすると「拍手しろ!」、「休め」になりますよね。これはまさに’命令’です。 司会・MCはこれら’命令’を、いかに優しい言葉に言い換え、気持ちよく実行してもらうことなんです。 いかに気持ちよく従ってもらうかが、司会・MCの力量といっても過言ではありません。
司会・MCはどんな命令をしているの?
イベントの中で、司会・MCがしている基本的な’命令’は以下のようなものがあります。
- イベントを進行する
- 時間通りに進行する
- 依頼主の代わりに進行する
- イベントスタッフに指示をする
- イベント参加者を誘導する
次のプログラムへと進めていく上で、必要な’命令’です。
ずれ込んだりする際に、スタッフや参加者に’命令’して、調整します。
結婚披露宴なら、新郎新婦や両家、入社式なら会社の意図にしたがって進めるために’命令’します。
照明の調整や、BGMなど、イベントスタッフにタイミングを伝える’命令’をします。
拍手や入場・退場などを促すために’命令’します。
これらの基本的な命令を、イベント参加者が気持ちよく従ってくれるよう、適切な言葉や言い回しによって行っていきます。
高度な司会・MCは’イベントの操縦者’になる
これら基本的な’命令’に加え、技術の高い司会・MCは失敗したスピーチや演目があっても適切なフォローで盛り立てたり、役職や名前など間違えては困る事柄を間違えないよう誘導したりなど、イベントの参加者の心理を確実に誘導できます。 様々な経験により豊富なノウハウを持った司会・MCは、テクニックを用いてイベント全体を良いほうに導く’イベントの操縦者’となることができます。 このように高度な司会・MCは参加した方々に楽しい気分になってもらうことも、イベント関係者の意とするイベントにすることもできるのです。プロの司会・MCの役割
2011-01-03
たかが司会・MCは大間違い!!
イベントにおいて司会・MCは軽視されがちです。もちろんプロに任せたほうがよいのは理解できるけど、予算の関係で・・・という言葉をよく耳にします。また、司会進行くらい、自分たちでできることだと思っている方もいると思います。はっきり言ってしまえば、できないことはありません。お知り合いの方で話し上手な方や緊張しない方はいると思います。ですが、プロの司会・MCの方々に頼むことで、そのイベントの雰囲気や出来栄え、さらにはイベントそのものの成果がまったく違ってきます。例えるなら、そのイベントの出し物や企画が足し算になるものなら、司会・MCはイベントそのものに掛け算で効いてくる重要な要因です!!どんな面で素人の司会・MCとプロの司会・MCとの差が出てくるのか、ご説明します。
上手な話し方
上手な話し方がプロと素人とのわかりやすい差になります。プロの司会・MCは自分の言葉で物事を人に説明をしたり、人を動かしたり、感動させたりすることが仕事です。限られた時間の中で聴衆に物事を理解させたり、人を感動させたりするためには、説得力が重要になります。プロの司会・MCは、この説得力ある話し方を何年もかけて培った経験と知識で体得しています。これにより滞ることなくイベントを進めていくことができ、気持ちの良い進行につながります。
ハプニングの対処
素人の方は、司会・MCの経験が余りありまりません(当然ですが)。順調にイベントが進行していくことを想像しているかもしれませんが、そんなイベントは逆に珍しく、イベントにはトラブルがつきものです。順調だったイベントも不意のトラブルで雰囲気が急変することもしばしば。その点、場数を踏んでいるプロの司会・MCはイベント中にどんなハプニングが起きようとも、対処することができます。大切なイベントをトラブルで台無しにしてもよい主催者はいません。トラブルのときにこそ、プロの経験が役立ちます。
プログラム通りの進行
イベント本番での実際のプログラム通りの進行は非常に難しいものです。急な出し物の時間延長やお話が長引く、また短すぎるなんてことも良くあります。素人の方の司会・MCですと、無理に次に移っていったり、どんどん前詰めになってしまったりで、舞台裏ではてんやわんや、お客様もイライラ、、何てことも。プロの司会・MCなら上手なプログラム作りと、なめらかな司会進行でプログラムのズレをなくし、演者さまとお客様にストレスがなく、おのずとイベントのクオリティが上がります。
よくMCという仕事は、台本を読んで喋るだけの楽な仕事、誰でも出来る簡単な役割と思われがちですが、実はただ台本通り話すだけでも見えないスキルが沢山必要なのです。
素人さんがMCをする機会の多い結婚式、特に二次会のMCは新郎新婦のご友人にお願いをするケースがありますので、プロとの違いを比較しましょう。
プロのMCの場合
まず結婚式MCの一番重要な役割はタイムスケジューリングです。会場の利用可能時間を配慮した上で、きちんと全ての演目を時間内に収める必要があります。
プロは事前に打ち合わせをし、挨拶からお料理のタイミング、余興やサプライズイベントなどすべてシミュレーションし、上手に時間設定をします。
また、トラブル対応も重要な役割の一つ。
二次会とは言え、結婚式の進行をグダグダにしたくたいと思っている人がほとんどでしょう。
ゲストがお酒に酔い、盛り上がり過ぎて静止の効かなくなってしまった余興や挨拶を上手に進行させる対応力とアドリブが必要です。
更に、プロのMCは自らが台本を用意して来ますので新郎新婦が用意する手間がかかりません。
素人さんのMCの場合
上記のようなスキルは持ち合わせていないので、まず時間通りに事が進みません。彼らは正しいマイクの話す距離感や向き、相応しい声の大きさやスピードを知らず、よく聞き取れないことがほとんどです。
台本を読みながら言葉につまったり、「え~」という前置きが多く、あまりアドリブが効きません。
もちろん本人達が楽しければそれで良いのですが、より思い出に残る高いクオリティーの結婚式イベントにしたいと思ったら、プロのMCさんにお願いすると確実な進行をしてくれることでしょう。