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司会・MCお役立ち情報

裏話

酔っ払ってしまった人の対処法

2011-02-23

酒はハプニングのもと??

お酒は、会話が弾み人々を楽しくさせてくれる、昔から老若男女問わず愛されてきた存在です。 イベントの中でも大いに盛り上げてくれ、ご来賓された方々にイベント自体を楽しんでもらえる、非常すばらしいものです。

ですが、「酒は災いのもと」というように、お酒を飲みすぎてハプニングに繋がるケースは多々見受けられます。 せっかく楽しくイベントを楽しんでいただけても、度の過ぎた盛り上がりは、肝心のイベント自体の進行も妨げてしまうことがあります。 プロの司会・MCは、こんなときにどのようにして、対応しているのか紹介します。

実際にあったお酒のハプニング対応例
  • 結婚式披露宴や二次会で、主賓の新郎新婦に絡んでいる場合
  • -特に多く見られる例です。親しい間柄の来賓者の方が多く、普段のように新郎や新婦と盛り上がろうとしてしまうのです。ですが普段とは違い、他の来賓の方もいらっしゃいますし、イベント全体がしらけてしまう恐れがあります。

    対応例 : ほかの友人の方のほうへ助けを求めるのが有効です。「新郎(新婦)に身の危険が迫っています。どなたかSPの方、引き取っていただけませんか?」などと、少し冗談気味にアナウンスすることで、空気の読める友人が助けてくれます。

  • 司会・MCに絡んでいる場合
  • 司会・MCに直接絡んでくるケースもあります。もちろん、話しかけていただけることはありがたい事ですが、司会進行に支障をきたすことがあります。

    対応例 : それほど酔っていないようでしたら、「では続きまして・・・」と続けていけばよいのですが、ひどく酔われているようでしたら、やはり友人の方などに目で合図を送って助けてもらう、次の演目へ進みやすいです。「酔っぱわれるほど、感激されているのですね」などと、フォローの言葉をつけるとよいと思います。

  • 下品に盛り上がろうとしている場合
  • 酔っていると、いわゆる下ネタや無理な振り(無茶振り)に進んでいってしますケースも多くあります。結婚披露宴や二次会などでは定番となりっつある「キスコール」や一気飲みなどは、ある程度容認されているものあります。ですが、他の来賓の方の表情や当事者の方の雰囲気などで察知して、あまり下品なものや、雰囲気を壊しかねないものはうまく避けるのが賢明です。

    対応例 : 特に他の来賓者の方にお子様やご親族がみえるケースでは、「とても盛り上がっているようですが、すみません。本日はお子様やご親族の方がいらっしゃいますので・・・、普段あまり見ることのできない困惑した顔を見ることができたということでご勘弁いただけませんか?」などとお伝えして、打ち切るとスムーズに回避することができます。


このように司会・MCによって強制するのでなく、回りの方々の協力をいただくことで、本人にも他の方々にも気持ちよくトラブルを回避することで、それ以後のイベント進行に悪影響をきたさずにできます。

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